【お客さま各位】マルカ高橋水産が製造・販売する製品には小林製薬の紅麹原料は一切使用しておりませんのでご安心ください。

海や魚の話

2023/06/13 16:45


マルカ高橋水産は宮城県石巻市の雄勝という小さな町にあります。ここは天然の好漁場として古くから養殖業が盛んな水産の町です。
この雄勝で、昭和63年の創業以来支えてくれている熟練職人が今も多く在籍しており、職人たちが長年培ってきた高い加工技術の上に美味しいタコが成り立っています。
私たちの「活タコ」の美味しさの秘訣は、生きているタコをいかに短時間で製品にするかが非常に重要で、機械では出来ない精密な作業を機械よりも早く遂行するには、熟練職人の技術が必要です。

まさに、”最高の製品を最高の製法” で作っているわけです。

彼らの技術がなければ、震災やコロナウィルス、世界的な物価高など、何度も訪れる荒波を乗り越えられなかったと思います。
技術の全てをご紹介するのは難しいですが、一例をご紹介させてください。

■触っただけでタコの全てがわかる職人
水揚げされたタコは、活魚車(カツギョシャ)という専用の生け簀付きトラックで当社に輸送されてきますが、サイズの違いはもちろん、移動の疲れやストレスを抱えているなどタコによって状態は様々で、当社の規格に沿ってそれぞれの生け簀に移します。
また生け簀に移した後も温度や水質など繊細なタコの管理技術が重要になってまいりますが、当社の生け簀担当は、活魚車や生け簀にいるタコの大きさや体調を 「診ただけ」 で瞬時に把握することができるため、製品化するのに最適なタイミングを見極めることができます。
まさに機械化できない職人の技術と言えます。

※活魚車

※生け簀の様子は企業秘密のため画像はご用意できませんでした。申し訳ありません。

■決して機械化できないタコ1体1体に合わせた製造工程を支える職人
生け簀から届けられた最高の状態のタコを、まるで早送りかのような手際で一気に製品化します。
当社が取り扱うのは「ミズダコ」という種類で大きいものは30kgにもなる世界最大のタコですが、大きさは個体によってバラバラです。
大きさがバラバラのタコを、決められた時間内に製品化するにはどうしても職人の技術に頼らざるを得ません。
また火を使った加工工程では、タコの活きの良さを最大限生かす火力調整が必要です。
製造工程でも、機械化できない職人の技術が詰まっております。